今年のアニバーサリーイベントのテーマは「ART ATTACK!」。
今回のファッションショーでは、そのテーマにふさわしく、70体もの個性あふれるドールたちが登場しました。
ゲストにはおなじみ、フォトグラファーのジーナ・ガラン、雑誌「VOGUE NIPPON」のファッションエディター・田中杏子さん、ヘアメイクアップ・アーティストの渡辺サブロオさんに加えて、アーティストの日比野克彦さんも登場しました。
昨年と同様、ジーナの夫であるエイサのギターで幕を開けたアニバーサリーイベント。
ストライプを使ったシックでボーイッシュなコーディネートの「Paul Smith」を皮切りに、独創的なファッションに身を包んだブライスが次々に登場します。
田中杏子さんの手がけたスタイリングは、この秋冬にブレイクしそうなサテンやファーを使った'50年代風。レースの手袋など細やかなコーディネートは、秋冬のファッションの参考になりそうです。
一方、このファッションショーで最もウケていたのが、日比野克彦さんが手がけたドール。
初めてファッションショーに参加した日比野さんは、会場の熱気に圧倒された様子で「厳しいファンの皆さんの目からどういう評価をされるか楽しみですねえ」とコメント。しかし、それぞれのドールを「この子は永谷円(まどか)と言って、江戸っ子で早飯が得意」、「キャラメルの箱を着ている子の名前は森永みるく。こう見えても明治32年生まれです」などと、細かいプロフィールとともに紹介すると、会場には爆笑の渦が巻き起こりました。
ファッションブランド以外にも、さまざまなアーティストが参加した今年のアニバーサリーイベント。なんとカルチャークラブのヴォーカルとして一世を風靡した、ボーイ・ジョージもスタイリングに参加。ボーイ・ジョージらしい奇抜なコーディネートが目を引きました。
また、後半には着物を着たブライスが6体登場。帯にチロリアンテープを使うなど、「和」にとらわれない自由な発想の豆千代さんと、日本の伝統美をとことん追求した京都の老舗「千總」は、対照的ながら、着物の良さを再認識させてくれる素敵なコーディネートでした。
七変化ならぬ70変化で魅了させてくれたブライスを見終えて、ジーナは「今年は去年よりずっとスケールアップしたみたい。特にディテールの作り込みがすごい。アーティストの方々の意気込みを感じました。そして、思い思いのコーディネートをしたブライスを連れてきてくれたファンのみなさんにもとっても刺激を受けました」とコメント。
日比野さんは、「こんなに朝早くから行われたファッションショーというのも、人形のファッションショーっていうのも初めて。現実に流れている時間とはまったく違う時間を体験できました。みなさんが持ってきているドールもすごいなと思いました」と話していました。
ショー終了後の興奮さめやらぬ会場で、ファンの方に感想をお聞きしました、長野県からファッションショーを見るために駆けつけてくれた八木さんは、
「MILKがとってもかわいかった。欲し〜い!」と、神奈川県から来た三秋さんは、
「普通の人間のファッションショーとは異なって、細かいところまではなかなかよく見えないので、このあとの展示が楽しみ。これから何度か展示を見に通いたいです!」と話してくれました。
なお、この展覧会は、日本各地へ巡回する予定です。巡回展の詳細は決まり次第お知らせ致 します。ショーに出されたドールたちも巡回展を経て、来年4月から5月(予定)で、Yahoo! Japanを通じてチャリティ・オークションされます。オークションの収益金は、すべて難病の子どもたちの夢を叶えるプロジェクト「メイク・ア・ウィッシュ・オブ・ジャパン」に寄付されます。皆さんどうぞオークションに参加してくださいね。オークションの詳細は来春にこちらのサイトでお知らせします。 |
 |


今年も青山通りに掲げられたブライスのバナーが目を引きます


自分のブライスを連れてきてくれたファンの方。ブライス談義に花が咲きます


豪華なゲストたちの楽しいトークもファッションショーの魅力のひとつ


真剣にブライスを見つめるファンの方々


お茶漬けのパッケージを着込んだ「永谷円ちゃん」


今回はドクロをモチーフにした「OVER THE STRiPES」


ロマンティックな「MILK」のコーディネートに、ファンの目は釘付け!


ハデハデなかぶり物とメイクがボーイ・ジョージらしい。服はネクタイに手を加えたもの


「はんなり」という言葉がぴったり! 「千總」の舞妓さんブライス
|